販路拡大を狙う中堅・中小企業が、大手小売企業へ自社商品を売り込む商談会「買いまっせ! 売れ筋商品発掘市」(主催:大阪商工会議所)がグレードアップして10月4日、大阪府立体育会館(大阪市浪速区難波中3丁目)で開かれる。
一般的な展示会は、売りたい側(メーカー)がブースを出す。
ところがこの商談会は、買いたい側(バイヤー)がブースを出す。
もう10年以上続けて開催されている大変ユニークはイベントである。
通常の展示会や商談会は、終了後に売り手側が営業をかける。
すると、営業の人数や企業全体の営業力によって、せっかくの商談が時間とともに劣化していき十分な成果が出ない場合が多い。
一方、買い手が主体となれば、欲しいものだけ買う、という構図ができて非常にロスが少ない。
買い手は予算がある限り買えばいい。
予算がないかもしれないお客様を相手にセールスをかけるという従来型のセールスとは大きく異なる。
インターネットが中心となっている今のビジネスにあって、こうした企画は大変参考になる。
(文:代理店構築コンサルタント 佐藤康人)
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