代理店について

代理店向けのツールを提供

情報元:2013年7月9日Markezine

Yahoo!がプロモーション広告の入稿支援ツール「キャンペーンエディター」を代理店向けに提供開始した。入稿情報をオフラインで編集して、キーワードや広告の入稿・編集をする広告管理ツールに編集内容を反映できExcelのような操作性を持つ。大量データの一括操作が可能となっており、選択したキャンペーンの全広告グループに紐付く広告やキーワードの一括表示や絞込みもできる。
 


 
代理店をどう増やそうか?と考えるなら、「代理店がどうやったら喜んでくれるか」「代理店のビジネスをどう支援できるか」を考えるべきだ。
一方、ほとんどのメーカーは、代理店を売ってきてナンボと考えているようだ。
売り方も教えずに、代理店だから売れると考えているのも大きな問題である。

私の考えでは、代理店の増やす方法にはプッシュ型とプル型があり、プッシュ型は手間もコストもかかる。
これは「売ってください」と売り込みにいくようなもので、警戒を解かなければいけないというデメリットがある。
しかし、マーケットを持っているので短期間で大量に売れるというメリットが大きい。

一方、代理店募集サイトを利用するなどのプル型は、コストが安く済む分、売る能力が低いというデメリットがある。
しかし、ここは逆の発想で「だったら売り方を教えて、戦力にしよう」というのが私の考えである。
誰でも売れると分かれば一生懸命メーカーのために働く。

そして、この流れの先には、代理店を囲い込むための仕掛けが必要となる。
今回のYahoo!のように、代理店が楽になるツールの提供はいい。
一般的に営業マンは、ITにうとい。
データを入稿してくださいといってもできない場合が多く、事務スタッフをアシスタントにつけるなどして対処している。
Excelレベルであれば、営業マンが1人で完結できて仕事をベルトコンベアのように流すことができる。

代理店は何に困っているだろうか?
頭だけで考える必要はない。
目の前の代理店に話を聞いてみよう。

(文:代理店構築コンサルタント 佐藤康人)

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