情報元:2011年9月8日ASIAX(シンガポールの日本語メディア)
マレーシア旅行代理店協会が保険会社約10社と、海外旅行保険の加入義務化に向けたプラン作成で協議を行っていることが明らかになった。
記事では、海外旅行保険はロストバゲッジ(手荷物紛失)や遅延、医療費など賠償の請求が多いため保険会社は敬遠する傾向にあるという。海外で緊急医療を受ける人が増えてきて世界的に海外旅行傷害保険の支払額は増えつつあるという。
加入義務を行えばそれだけ健全な保険運営ができるであろうが、例えば協会に加盟していない旅行者が保険なしで価格差をつければ何の意味もなくなる。
総合的に判断しなければいけないのであろうが、やるか、やらないか、2つに1つしかないように思える。
お客様の視点に立てばそれで安心とも考えられるし、保険会社の暴利だとも考えられる。
政治と税金の関係ではないが、それが自分達に還元されることであれば歓迎されるし、そうでなければ叱責されるであろう。
代理店展開をするメーカーとして、自社だけでできないことがあれば同業他社とこのような「お客様のためになる協定」を結ぶということもできるかも知れない。
業法に縛られていない業界は是非知恵を絞って更なる飛躍を目指したい。
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